西野七瀬は現環境で最強

www.youtube.com

 

アイドルはステージ上とカメラ前という二つの見せ場があって、カメラ前とはファンの一人称視点のことであり握手会とかも多分含まれる。

 

で、

 

西野七瀬はカメラ前の天才だ。

説明するよりまず動画を見てほしいんだけど、この人は自分がカメラに抜かれるとき他のメンバーより一段上のことをやっている。

他のメンバーのカメラ前のパフォーマンスは与えられた振付の延長というかちょい足し的にカメラへのアピールを挟む程度なのに対して、西野七瀬は演技にも近い表情や視線の取り方で自分というアイドルの世界観を演出しようとする。

独特の儚げな雰囲気や乃木坂の中でも随一の華奢で女の子らしい骨格だけでも十分すぎるくらい人目を惹くのに、そういう天性を最大限生かすような演出を研究しつくして披露してみせるわけだから目が離せないのも当然だと思う。

 

この映像でもただずっとカメラを見るのではなく、わざと一度視線をそらして見せたりする。歌詞と合わせて見ると曲の主人公を自分なりに演じていることが分かる。

(「アプローチしても」で視線をそらし、「ちょっと鈍感みたい」のところで再びカメラと視線を合わせてはにかんだように首を傾げてみせている)

 

いちいち比較して申し訳ないけど他のメンバーと比べて明らかに時間の使い方に無駄がない。西野七瀬だけカメラに対する意識が段違いなのだ。

 

あざとい、と言えばそうなんだろうけど、この完成された仕事を単に「あざとい」の一言で片づけてしまうのはかなり無粋だと思う。

 

いやー、面白い。この動画だけでは説明が足りないのは分かっているけど久々に西野七瀬の動画を見て「やっぱりこの人すごいな」と思ったので取り急ぎ書いてみた。

 

 

カメラ前の実力は当然歌番組でも発揮されているから他の動画も探してみるといい。

彼女一人だけ異質な取り組み方をしていることがよく分かると思う。

 

【追記】

動画消えてたから別のやつを貼ります。

 

www.youtube.com